ずっと思っているところがあるのね。うまく伝わるかは分からないけど、書いてみます。
「マナー」っていうやつです。
もう、就活マナーとかいう言葉が、横行していますよね。教育機関でもそうだし、みんなの常識みたいになっているこの概念。書籍もいっぱい出ているしね。だから、エアラインスクールっていう場所を運営していながら、こういうこと書くのは、逆に、常識というものには反しているのかもしれませんが(;^_^A でも、自分らしく生きたいみんなには、とても大事なことだと思うので。
みんなも、就活マナーを身につけなきゃいけないと思っているのではないでしょうか?
黒いスーツを着なくてはいけない、髪はこうしなきゃいけない、シャツはこうでなきゃ、目線はこうして、笑顔、笑顔、ってね。賢功もいつも言っています「マナーは、自分らしさを隠してしまう」ってね。
マナーによって、自分を隠そうなんて、考えたら絶対だめだよ。気を付けてくださいね。よくみかけるんですよ、教育機関では特に、マナーは完璧だけど、この方が言っていること、書いていることって、本当なのかな?ってね。
みんな、自分らしく生きたいと思っている。
だから、どこか、変えていこうって提案して、例えば、一緒にスーツを見に行ったりすると。やっぱり黒が無難だ、安心だ、となることもある。店員さんも、「みなさん、黒ですよね」って言ったりする。それで物は売れるからね。
それで、同じスーツ、同じシャツ、同じ髪型で同じようなマナーに、同じような文言、「わたくしは~、」ってね。
同調したいという欲求。「みんなと一緒の方が安心、無難だ」という気持ち。で、自分だけ違う行動を取る勇気がでないんだね。
それを会社側がみたら、どう思う?「あぁこの人間に、あのマニュアルさせれば、マニュアル通り、時間通り動いてくれるんだろう」って思って当たり前ではないかな、と思う。
そして、就職。もう、安心だ、就職できた、となる。
するとね。あんなに、マナーマナーって言っていた多くの方が、こうおっしゃいますよ、「あの会社は、自分に合っていない」「マニュアルじゃなく、自分らしくやりたいのに」ってね。
オモシロイ。
自分らしく生きる、っていうのは、何だと思う?就活マナー本は、マニュアル人間の入り口、という意味をもう少し、勇気を出して、理解してもらいたい。
「自分らしく生きる」という最大の欲求を制限しているのは、社会でも、周囲でもない。自分なのかもしれませんよ。世の中にあふれている常識、就活マナーが、あなたを止め、あなたの発想を狭め、あなたの良さに蓋をしてしまう事にもなっているかもしれません。
じゃぁ、マナーってどうすんの?
この話題は、次号へつづきます。