全日空、日本航空に入りたい志望動機はなんですか?
2016年9月22日
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2016年9月22日
「先ず、全日空じゃなくて、うち日本航空を志望する理由を聞かせてください」 「日本航空ではなくて、ANAを志望する理由は?」 面接の際の志望動機です。
あ、ちなみに…。今年2016年も100%の合格実績を継続できました‼︎
これは本当に嬉しい通過点ですね、ハイ合格内定は単に通過点なんだけれども、生徒さんにはイイ通過点を経験してもらいたいですからね☆
で、今年の面接でも、コレ聞かれてました。あなたならどう答えますか?
「入りたい。でも、その理由って言われてもなぁ。」と誰もが悩むポイントですね。
だいたいの方々が陥るポイントとしては。
①エアステージにこう書いてあった!
②あの合格者はこう言っていたんだって。
③あのサイトにこれではダメだって書いてあった。
④あの子はこう言ったって言ってたなぁ。
ってやつです。いわゆる他人の意見をコピペする形式ですね〜。でもその気持ちわかるんですよ。実は、私の指導実績から申し上げることですが、キャビンアテンダント、グランドスタッフを志望される100%方が、志望動機はとっても難しいと言って、就活を始めます。
そして、みんな同じところからスタートしているんですよ。それが、「周囲にある情報に手を伸ばして、コピペする」ことです。
うちでレッスンを十分に積んでいれば、面接という失敗の許されない現場で高いパフォーマンスに繋げられますが、そうでないと、その”情報誌・合格手記・友達の言ったこと・ 先生の言ったこと・インターネット2chの書き込みをみて、「私も本当にそう思う!」なんて、同じ文言を真似してしまいがちだ、という現実があります。
私のところでは、実際の面接をしているかた側のご意見もあるので、その応募者側と面接官側の両者の気持ちがよく分かるんです。
単純なコピペ状態のまま行くと、こういう気持ちの動きが予想されます。
受験者のココロの声:
(うゎ面接官3人!ヒェ〜志望動機キタァァ!よし、あれだ)
「発言」(よし、覚えた通り上手く言えた!)
覚えた通りに出来たという感覚、おそらくこれは学校でよく言い聞かせられてきたケーススタディですね。覚えた通りにに出来れば点数は確実に良かった、学校ならね。
覚えた通りに出来た、というある程度に達成感。私の経験から申し上げると、不合格となります。
ちょっと考えてみてください。
あなたが機内でのお客様だとして、いつもの貴女通りに機内でも楽しみたいとします。「覚えた通りにやれば、オッケー」というCAさんだったら、貴女はお客様として、満足できると思いますか?
できそう?じゃぁイイでしょう。そうよね、貴女はキャビンアテンダントになりたいし、キャビンアテンダントに会えるだけで満足かもしれません。
では、世界各国を飛び回り、航空会社のことは良く知っていて、機内サービスよりも自分の過ごし方をこだわり抜いてきた大企業の役員レベルの方がお客様だったとしたら?そんなレベルに高いお客様を、覚えた通りにやればオッケーというCAさんで満足させられるかな?
ね、大丈夫かな?って思うでしょ?
面接官方々もね、そういうコピペ回答する人を見て、「大丈夫かな?」って思ってます。それも、彼らは、コピペ回答する人のお顔を見て、言葉を聞かずに分かっています。
そうなんです。そういうハイレベルなお客様も、そうではなくて、みんな同じような就活生をも同様に満足させられるCAさんは、「自分で考えて行動」できるだけの判断基準がしっかりしていなくちゃいけないんです。
面接では、現在の貴女がどういう判断基準を持っているか、それでどういう行動、活動をし、どういう満足感や達成感、悩みや喜びを味わっているか、大いに表現することが合格への第一歩なのです。
コピペすることは、考えないこと。
カンニングだからよくないっていうんじゃなくてね、「自分で考えることを、やめてしまっているところ」ところが残念なポイントです。
さぁ、貴女は、どうして全日空に、日本航空に入りたいのですか?来年受験されるかたは、早めに考え出しましょう!