TEL:03-5738-8720(受付時間9時~21時) 資料請求 お問い合わせ

エアラインキャリアラボラトリ

「優しい鬼教官のいるエアラインスクール」エアラインキャリアラボラトリ 今まで、国内・アジア・アメリカ・ヨーロッパの航空会社に全員合格しています
「優しい鬼教官のいるエアラインスクール」エアラインキャリアラボラトリ 今まで、国内・アジア・アメリカ・ヨーロッパの航空会社に全員合格しています

トピックス

自分に向いている仕事って、結局ナニ?④

2016年5月10日

航空会社に入社することを、小さな頃から夢見て育ち、夢を叶える。しかし、体の不具合や人間関係などで悩みながら、仕事を続ける、または辞めるひとが今多い。この連載は、これこそ自分がやりたい仕事だ、これが私に向いている、そう思って就職をしたある人の話です。自分に向いている仕事って、結局なんなのか?どうしておけばよかったのか?これからを生きる人に読んでいただきたい、元GS/CAの失敗談。今日は、その4でございます。(^O^)

 

 

 

もう市販の薬では埒があかないというんで、病院へ行くことにしました。最初行った個人病院では分からないと言われ、国立大学の病院へ紹介されて行くことになり、そこでは1日がかりでした。

 

大病院ですと、本当にたくさんの患者さん。なんだか私はだんだん自信を失っていきました。でも、こういう思いはあった。

 

「有名大学病院の検査か、これなら安心だ、治してくれるだろう。」

今思えば、「航空会社で良かった」みたいに、【自分とは違う大きな何かに「依存」する気持ち】が今度は病院へ向いたんでしょう。(笑)

 

 

CTスキャンなんて大掛かりな検査にまで及ぶ始末でした。何箇所かで検査をするも、結局、どこも悪くない健康体だということが判明(°_°)

でも、痛みが酷い。と、いうので、病院のお医者はさらに数種類、鎮痛剤の数をどんどん増やす一方でした。

弱い鎮痛剤は効かないからと、次の月から、薬はどんどんエスカレート。最後には鼻から吸う粉の「劇薬」を渡される始末でした。

 

 

お医者は言いました、「本堂さん、偏頭痛だね。リラックスすると激しい痛みが出るでしょ。そういうものだから仕方がないよ。遺伝じゃないのかね?これ、効くからね。」

「え?偏頭痛?リラックスすると痛む?遺伝?そうか、仕方がないのか…。遺伝なら私の落ち度じゃない…。」偏頭痛のパンフレットを手渡されて、読み、仕方ない…と、思い込んでいきました。

 

 

本当に私は自分の都合の良いように考えているだけの大馬鹿でした。(笑)そして、またもや自己肯定感は減る一方です。

自分がやりたいといって努力して掴んだ航空会社の仕事。とっても楽しく、空港を走り回って、世界各国飛び回り、大満足しながら、無意識に逆回転していた私の身体。

それにしても、健康体なのになぜ逆回転し始めたんでしょうか。この頃に私は、自分の中で起きていることがなんなのか知るだけの力は持ち合わせていませんでした。

 

 

冒頭にある通り、入社したての頃は、全く問題はなかった。

会社での仕事も、欠航や遅延となれば徹夜もあって大変でしたが、とっても楽しくやっていました。遅くなれば、先輩を車で送りがてら、みんなで食事に行ったり。大先輩とは毎月のようにゴルフコンペにも参加していました。大学ゴルフ部時代のキャディー経験もあって(笑)超楽しんでいましたよ。仕事もプライベートも本当に充実でしたよね。

本当にいい環境だったからでしょうか。

今思えば、いつの頃からか、自分の中に「ある気持ち」が育ち始めていた。その気持ちが大きくなっていくにつれて、身体に痛みが出始めたように思うのです。

 

 

その気持ちとは、「会社に【依存】する気持ち」。また別の角度から単純に言えば「プライド」まぁ「天狗になる気持ち」とでもいいましょうか。

本当に良い会社だったのです。もし今就活するなら、やはり同じ会社に入りたいと思うくらいです。

仕事に、会社に邁進すればするほど、真面目に、一生懸命になればなるほど、会社を信じて「会社に依存していく気持ち」が育ちました。

本当に良い会社だったからこその大きな「プライド」そして「依存」。

正しい推移ではある、と思います。でも、何かが逆回転しっ放し。

 

 

 

今の私なら、この原因が何処にあるか分かるのですが、当時の私には無理でした(^_^;)

 

今の私は当時の自分を振り返って、こう分析します。

 

自分の心の奥底では知っていたんです。

「格好良いプライドを保てるからいい仕事なんて、オカシイんじゃないか。本当に自分を活かせていないのじゃないか?」

心の奥底、それは無意識です。

【自分がやっている事と、無意識の意識がズレていた】のです。

でも、無意識だから気付けない。そのまま、会社は正しいと思い込んで、家族よりも、会社や、会社の友達に依存し、優先させていく自分がいました。

 

この、現状と、私の無意識のズレ。

現状と、内情のズレ感。

 

これが、痛みの根本的な原因だった。あの痛みの原因は、遺伝ではなく、私の考え方にあったのではないか、と今は思っています。

今、あの頃の自分に会えるなら、こう言います。
『意識は「YES!」でも、無意識が「NO!」になっているんだよ。自分の無意識に何があるか分かるかい?分からないのは、意識が未熟だからだよ。

だから、無意識に現状とズレ感を起こして、身体が逆回転してる。薬は上手に使っていいけど、先ずは自分の考え方を大人に成長させて、無意識をコントロールしなきゃいけないんだよ!とね。』

 

しかし、あの頃の私は、今の自分のようには考えられなかったのです。だれもそんな事を教えてくれる人はいませんでした。鎮痛剤の劇薬を肌身離さず、ただただ、薬にとらわれていました。

 


大病院のお医者は言いました。「痛みが出るまえに鼻から吸いなさい。数分でもズレたらもう効かないから、気をつけて。」

お医者のいうことは、すぐに聞く良い患者でした。。

「あ今だ!」しょっちゅう劇薬をハナから吸いました。

 

 

でも、効きません。全く痛みが引かないのです。

お医者はある日、こうも聞いてきました。

「仕事は…イヤじゃないの?」」

「いえ、イヤじゃないです!」と即座に答えました。

意識の上では、YESだったのですから…。

 

「あれ?効かない。原因は別じゃないの?」薬が効かないという事実に直面しても、そうは考えなかった。「きっとタイミングがズレたんだ。だって大病院の医者がそう言ってたもん!」そう、思い込んでいました。

次に痛む前に、と更に薬を摂るようになっていき、結局以前より激痛が早く走るようになっていきました。薬は、それこそ依存性があります。

で、私は、痛みに鈍感になっていきました。

 

 

「あまりうまく働けないなぁ、こんなに痛いしなぁ。」年齢も30代後半となり、この航空会社の仕事以外に何もできない自分には、少からず疑問を感じるようになっていました。

 

 

「航空会社に長くいて楽しいけれど、現場の仕事以外なかなか広がらないなぁ。」そんな気持ちがありました。

 

 

「何か勉強して、資格がいるなら取って、誰かに何か教えるような仕事はどうだろう…探すべきなんじゃないか…」そう思って一念発起。

私は、大学院に行ってまた勉強しよう、と漠然と学校へ行くことにしたのです。

「学校なら間違いない」「学歴だ!」「大学院だから間違いない」という気持ち。まだ意識は自分の外側へ向いています。

 

 

航空会社を辞め、大学院へ入りました。
学部生時代は真面目に単位を取っただけで、勉強が出来ていなかったから。また出直してみよう、意識の上ではそんな感じでした。

 

 

しかし、入学してみると、探していたものは、学校にはなかったとすぐに分かりました。

 

が、大学の教授の勧めで、大学内のエアライン志望者に向けて、私は講座を開講することとなったのです。他大学では英語を教えることにもなりました。

 

「元CA」という独特の肩書きがどこへ行ってもついてきました。みんなが「元CAさんなんですよね。」という言葉から話し始めました。航空会社にいたものとしては、普通のことではありますし、肩書きでその人を認識するのも当たり前でもあります。

 

が、やはり、この頃の私は、自分をよく見ることが出来ていなかったし、乗り越えていなかったのです。結局は「航空会社のプライド」や「天狗の気持ち」を引きずり続けることにもなっていきました。

 



2年間、大学院に通い、論文を出し終えた頃のことです。

また別の痛みが私を襲ってきました、今度は帯状疱疹です。

 

これは、頭痛どころの痛みではありませんでした。全くどうなってんでしょう。痛くて痛くて、動けない。

また、家族に助けてもらいました。
別の大病院で、貰った薬は10種類。1ヶ月はゆうにかかり、体内細胞の完治まで数ヶ月はかかったと思うくらい、疲弊してしまった私。

 

ここまできて、兄の賢功が見かねて、私にこう言いました。

「おい、面白い医者がいるぞ、行ってこい。この人に聞けば何かわかるぞ。それから。これから一緒に仕事をするなら、一つ必要なことがあるから、それもやろう。」

 

 

兄は、よく見ていました。

一歩先を。そして私の無意識を。

兄は、知っていたんです。

『精神的に成長して、自分本来のチカラを正しく使えるようになれば、健康に、有意義に働ける』ということを。

 

〜 ⑤へ、続く〜


TEL:03-5738-8720(受付時間:9時~21時)
TEL:03-5738-8720(受付時間:9時~21時)
資料請求お問い合わせ

このページのTOPへ