CAキャビンアテンダントのファーストステップ。
2014年11月8日
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2014年11月8日
ついさっき、友人CAから、
「次はNYCにフライトなの、もう寒いよね?」とメール。
実は、私のファーストフライトはNYCだったのでした。
新しい制服に身を包み、ショルダーバックを右肩に、左手でカートを引いて。
アムステルダム発、ニューヨーク行の最終便。
もちろん、満席の機内。
日本人は私と同期のふたりだけ。
あとはアメリカ人はじめ、諸外国のお客様。
日本語など使えない、英語だってモタモタしてちゃ仕事にならない。
軽食とお飲物のサービスと、慣れないギャレーワーク。
いつまで経っても興奮冷めやらぬ私を待っていたのは、怒った顔のキャプテン(機長)とパーサー(リーダー)。
「ちょっと、話がある。コックピット(操縦室)に来てくれ。」
もうすぐ到着なのに・・・先ずははやく行かなきゃ。
やっぱりわたし、だめなのかなぁ。
英語が下手だから、パーサーに怒られるのかなぁ。
足早にコックピットへ入ると、笑顔でキャプテンが迎えてくれます。
操縦室の窓の向こうには摩天楼の夜景がパーッと広がっています!
わ!スゴイ!宝石みたい!
Tommy,welcome to NYC!
Everyone has the first step.
You did the great job on your first flight! Conglaturations!
目にポトポトと涙がこみ上げてきました。
何事も最初の一歩から始まる。
誰だって、そう。
いつだって、先は見えないもの。
だから、ためらってしまう。
でも、踏み出したひとには、次が見えてくる。
必ずね。
さぁ、あなたも夢に向かって一歩踏み出しませんか?