かつての私の夢を、いま生徒が。
2014年6月18日
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2014年6月18日
私、本堂は、当スクールのプログラムと指導を専任講師として担当しています。
そして、その他に、これまでのありがたい繋がりから、幾つかの大学の教壇にも立たせていただいていおります。
これは、某大学での英語の必修授業での一コマ。私の授業では前期のこの時期に毎年「自分の夢を英語で叫ぶ」をオーラルテストの課題にしています。一ヶ月ほど前から作文に取り掛かり、英語で短くまとめ、暗記、そしてシャウト!する。
生徒の作文をチェックして歩いていると、「…‼︎ え、私と同じじゃない?」
25年も前になるけれど、私が描いていた夢を目の前の生徒が書いている‼︎ 思わず、「きっと叶うよ、頑張れよ」と言うと、いつも斜に構えていたその男子生徒は、初めて笑って喜んだわけです。英語が大大大の苦手という方が多いクラス。授業中に喜ぶってのが本人にとっても初めてだったんでしょうね。
それ以来、彼は決して寝ずに授業を受けています(笑)
これ夢なんで…と照れながら言うけれど、それだけではないようです。それは、その後の姿勢の変化をみていたら一目瞭然。
あの学生には、これを叶えて、そしてこうなりたいっていう、少し先にあるもの、そう、、心の中の確固としたものがあるんですね。
大人になった気でいると、それを忘れがちだ、と思う時があります。社会に出る前には少しの意識で持つことができる。
本当はそれが大事。その先にある信念。
面接官の方々も受験者のそこんとこをみたいと思っているはずです。